タブレット学習で学力アップにつながるかしら?
効果なしって声が不安です……
小学校でも一人一台タブレットが支給されていますね。
わが家の小学生の娘たちも、週に一度「タブレットで宿題の日」があります。
学校からタブレットを持ち帰って、配信されている宿題に取り組んでいますよ。
小学1年生の次女もタブレット操作はお手のもの。わたしの手を借りることなくオンラインで提出しています。
ただ、私たち親世代は経験がないので、タブレット学習で勉強の効果があるのか不安になりますよね。よくわかります。
結論から言うと、
「タブレット学習は効果あり!」です。
小学4年生の長女は学校のタブレットとは別に、通信教育でタブレット学習を続けています。
「効果がない」という口コミがあるのも確かです……私自身もタブレット学習のデメリットを感じることがあります。
しかし、デメリットを上回る効果を実感しています!
口コミと実体験からわかったタブレット学習が効果がないと言われる理由や、タブレット学習の効果的な使い方まで解説しますので、どうぞ最後までお読みくださいね。
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タブレット学習が効果なしと言われる理由
タブレット学習に効果がないと感じた理由を探してみると、次のような口コミが多いです。
- 飽きやすい
- 適当に答えてしまう
- タブレットの操作性が悪くて集中できない
- 勉強以外のアプリに夢中になってしまう
それぞれ詳しく解説します。
飽きやすい
はじめは目新しくてやる気満々だったタブレット学習も、だんだんと飽きてしまうお子さんは多いです。
タブレット学習をゲーム感覚で選んでしまうと長続きしません。
あくまでも勉強の一環だという意識付けは大事だと感じます。
また、紙の学習の方が合っていたという声もあります。
紙教材かタブレット教材か、お子さんとの相性は体験してみないとわからないので、実際に体験させて今後の方針を考えるといいですね。
専用タブレットを使用する通信教育教材は、早期退会するとタブレット端末の残金を求められるケースが多くあります。
子どもは飽きやすいということを前提に、タブレット型の通信教育を契約するときは退会時の条件もしっかりと確認しましょう。
適当に答えてしまう
タブレット学習は選択形式の問題が多いです。
わからない問題に直面したときや勉強を早く終わらせたいとき、適当に答えを選んでもすぐに解答解説が出てしまいます。
少し考えてわからなければすぐに答えを見てしまうという癖がつく可能性がありますね。
タブレット学習の自動採点機能は親の負担が少なくスムーズに勉強が進むメリットでもありますが、「じっくり考える力」は身につきにくいです。
タブレットの操作性が悪くて集中できない
タブレットの反応が悪くて勉強に集中できないという口コミがありました。
うまく書けないとストレスですよね。とくに低学年の子どもは、タブレット画面に手をつかずに書くのはむずかしいです。
書きやすいタブレット教材ならスマイルゼミがおすすめですよ。
進研ゼミのチャレンジタッチも手をついて書ける新モデル「チャレンジパッドnext」が2022年から登場しています。
ただし、チャレンジタッチのタブレットは申込み学年によって送られてくる機種がちがい、ユーザーが新旧機種を選ぶことができません。
〈こどもちゃれんじ〉「進研ゼミ」の専用タブレットは「チャレンジパッド2」「チャレンジパッド3」「チャレンジパッドNeo」〈チャレンジパッドNext〉を総称しています。専用タブレットは、いずれかをお届けいたします。タブレットの機種はお選びいただくことができません。
【公式】チャレンジパッドサポートサービス|こどもちゃれんじ・進研ゼミ
勉強以外のアプリに夢中になってしまう
タブレット教材は紙教材よりも遊びの誘惑が多いです。
市販のタブレットであればYouTubeなど他のアプリをしてしまったり、インターネットで調べ物をしてそのままネットサーフィンをしてしまったり……
通信教育の専用タブレットであってもごほうびのゲームに夢中になりすぎるケースもあります。
親の負担の少ないタブレット教材ですが、完全に子どもまかせにしては期待する効果は得られないでしょう。
タブレット学習が効果なしとは思いません|効果を感じた体験談
タブレット学習のデメリットを紹介しましたが、わが家ではデメリット以上の効果を実感しています。
実体験から感じるタブレット学習の効果は、以下の3つです。
- 勉強を始めるハードルが下がった
- 動画解説がわかりやすく理解が深まる
- 間違えた問題をくり返し学習できる
それぞれ詳しく解説します。
勉強を始めるハードルが下がった
長女がタブレット型の通信教育を検討したきっかけは、市販の紙のドリルをイヤイヤするようになったからです。
今までコツコツと家庭での学習習慣を身につけてきたのに、どうしたらいいのか悩みました。
そこで、進研ゼミのチャレンジタッチを始めたところ、気軽に勉強に取り組めるようになり家庭学習を継続できています。
テンポよくゲーム感覚で勉強できるタブレット学習は、積極的に勉強できないお子さんも楽しく学習できる工夫がいっぱいです。
楽しく学習することで、勉強時間も勉強量も増えて成績アップにつながりました。
動画解説がわかりやすく理解が深まる
タブレット学習の大きなメリットは、動画やアニメーションを使って解説してくれる点です。
だんだんと学習内容が難しくなる小学校の中高学年では、わかりやすい動画解説が非常に有効です。
とくに算数の図形問題や理科の実験動画は、動画やアニメーションの視覚的なイメージから理解が深まるでしょう。
わが家ではタブレット学習のおかげで、今までできていなかった予習にも取り組めるようになりました!
学校で習っていない内容を紙の参考書やドリルで進めるのは難しいですよね……わからない問題が続いて親の出番が増えるのも難点でした。
タブレット学習では、お子さんの力だけで予習も復習も進められるのがうれしいですね。
間違えた問題をくり返し学習できる
タブレット学習のくり返し学習できるところに大きな魅力を感じています。
紙の教材では一度書きこんでしまったら復習するのが難しいですよね。
わが家では漢字や計算問題など何度も取り組みたい問題は先にコピーを取っていて、手間でした。
しかし、タブレット学習なら同じ問題に何度も取り組めます。
さらに進研ゼミのチャレンジタッチなら「とき直しボックス」があり、間違えた問題だけを出題してくれる機能があります。
テスト前に「とき直しボックス」を活用して、間違えたところを復習しています。
学習内容がしっかりと定着しているのを感じます。
「とき直しボックス」があるのは進研ゼミのチャレンジタッチ!
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タブレット学習で効果なしと感じたときの取り組み方
タブレット学習のデメリットを最小限に抑えて、効果を実感できる取り組み方を3つ紹介します。
完全に子どもまかせにしない
タブレット学習は自動採点のものが多く、お子さんだけの力で学習が進められるようになっていますが、完全に任せっぱなしにするのは危険です。
とくに初めてタブレット学習を始めたときは、習慣化するまでしっかりと関わってあげた方がいいでしょう。
具体的には、次の3つが効果的です。
- 決まった時間に取り組むように声をかける
- 苦手な教科が後回しにならないようにバランスよく取り組ませる
- いつでもタブレット学習ができるように充電をする習慣をつけてあげる
適度に声かけをしてあげることで、タブレット学習の効果はぐっと上がります。ぜひ試してくださいね。
勉強専用のタブレットを準備する
誘惑が多いタブレット学習なので、勉強専用のタブレットを準備してあげるといいでしょう。
はじめから遊びのアプリがなければ勉強に集中できるからです。
タブレット学習はあくまでも勉強の一環であるという意識づけが大事ですね。
通信教育を検討するなら専用タブレットがある以下の3つがおすすめです。
- 進研ゼミチャレンジタッチ:小学生利用者数No.1!楽しく学べる工夫がいっぱい
- スマイルゼミ:専用タブレットすべて完結!勉強に集中できる
- RISU算数:どんどん算数が好きになる!算数特化のタブレット教材
どの教材もゲーム感覚の学習アプリも入っています。
楽しく学べるというメリットがある反面、お子さんによってはゲームに夢中になり過ぎないか心配にもなりますよね。
気になる方は、基本の学習が終わってから取り組ませるなどお子さんとルールを作っておくといいですよ。
タブレット学習と紙の学習を併用する
学校のテストや入試が紙ベースであることを考えると、紙での学習をまったくしないことも問題です。
例えば、漢字や英単語は紙に何度も書いた方が定着するでしょう。
小学生低学年の運筆が未熟なお子さんも紙に書く学習スタイルが大事です。
タブレット教材と紙の学習がお互いのデメリットを補うように併用できるといいですね。
【Q&A】タブレット学習に関するよくある質問
最後に、タブレット学習に関してよくある質問をまとめました。
タブレット学習で視力への影響はありますか?
目が悪くなる原因は近くのものを長時間見続けることだと言われており、紙での勉強でもタブレット学習でも変わりません。
目の健康のためには、目を休ませることが大切です。
家庭学習でも定期的に(30分に一度など)声をかけてあげましょう。
通信教育のタブレット教材は1回のレッスンが15分~30分で構成されていることが多いです。タブレット学習はどんな子におすすめ?
タブレットなどの端末機器に興味がない子以外なら、楽しく学習できるタブレット学習はどんなお子さんにもおすすめです。
とくに勉強に苦手意識を持っているお子さんは、勉強を始めるハードルが下がって家庭学習の習慣が身につくことが期待できます。タブレット学習はいつから始めるのがいい?
正解はありませんが、早い時期の方がいいと考えます。
家庭での学習習慣を身につけるのに早すぎることはないからです。
タブレット学習はお子さんが楽しみながら勉強を進めることができるので、習慣化しやすいですよ。
まとめ:タブレット学習のデメリットを知って上手に活用しよう
タブレット学習が「効果なし」という口コミもありますが、上手に活用すれば学習習慣が身につき学力アップも十分期待できます!
デメリットを確認して、親御さんがサポートしてあげることが一番大切ですね。
わが家の長女はタブレット型の通信教育を始めてから、家庭学習が充実して成績アップにつながりました‼
自信を持っておすすめできます。
長女が利用している教材は進研ゼミのチャレンジタッチです。
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タブレット学習に通信教育教材を検討するなら、以下の記事も参考にしてみてください。
業界歴5年以上の筆者がおすすめする通信教育を紹介しています。
タブレット学習で、あなたのご家庭のおうち学習が充実することを祈っています。